公務員試験に大失敗

私が大学生の頃、阪神淡路大震災に被災しました。自宅が全壊したこともあり、完全に就職活動に乗り遅れました。おまけに当時は超就職氷河期で、民間企業に就職することはなかなか大変な状況でした。完全に乗り遅れた私が現役時代に就職に成功することはなく、就職浪人して公務員として働くことに決めました。被災した地元自治体のためにも、復興のお手伝いがしたいと日頃から考えていたことも志望理由でした。
私が公務員試験の勉強を始めたのが、大学4年の冬でした。仮設住宅暮らしだったので、完全に独学で勉強しました。私は社会学部だったので、法律関係は全く素人で覚えるのに苦労しました。しかしただでさえ1浪して大学に入学したのに、今度は就職浪人です。さすがに失敗は許されないのでプレッシャーがかかります。公務員試験は1次試験が筆記試験で、それに通過すると面接試験です。私は勉強した甲斐があって兵庫県や芦屋市の1次試験には合格しました。これでようやく就職が決まると油断していたためか、面接試験で両方とも落ちてしまったのです。まさかの結末に私や両親はショックを受けてしまったのでした。今考えると、大学4年の時からほとんど他人と話さない生活が続いていたので、面接試験にうまく答えられなかったと思います。その後両親の仕事を手伝い、そのまま私が継いでいます。あの時公務員になっていたら今はどういう生活を送っているだろうと、時折考えてしまいます。